最近「健康のために雑穀を食べてみようかな」と思って、スーパーの雑穀コーナーを見てみたけど…
「もち麦?押し麦?…どっちがいいの?」
そんな風に迷ったこと、ありませんか?
実はこれ、健康志向の人でもよくつまづくポイントなんです。
見た目が似てるからこそ違いがわからず、「とりあえず安い方を…」と買ってしまう人も多いんですよね。
今回は、雑穀初心者の男性でもしっかり納得して買えるように、「もち麦」と「押し麦」の違いをめちゃくちゃわかりやすく解説していきます!
そもそも「もち麦」と「押し麦」って何?
まず、どちらも「大麦」を加工したものです。
ただ、大麦には2つの種類があります。
- もち性(もちもちタイプ)
- うるち性(さっぱりタイプ)
この違いで名前が変わります。
名称 | 原料 | 特徴 |
---|---|---|
もち麦 | もち性大麦 | ぷちぷち&もちもち食感、食物繊維が豊富 |
押し麦 | うるち性大麦 | 柔らかくてさっぱり、クセが少ない |
つまり、「もち麦=もち性」「押し麦=うるち性」と覚えておけばOKです!
食感の違いは?実際に食べてみた印象
男の料理初心者でも簡単にできる「白米に混ぜて炊く」方法で試してみました。
- もち麦入りごはん:
炊いてみると、見た目は白米より少し透明感がある。
食べてみると…ぷちぷち!もちもち!まるでごはんに弾力がプラスされた感じ。 - 押し麦入りごはん:
白米とほとんど同じ見た目。食べてみると、さらっとして軽い。クセがない。
つまり、
- 食感を楽しみたいなら→もち麦
- 違和感なく食べたいなら→押し麦
という感じ。
食物繊維の量が段違い!健康志向なら「もち麦」が強い
30代・40代の男性にこそ注目してほしいのが「食物繊維」。
実は、もち麦は食物繊維の中でも「水溶性食物繊維(β-グルカン)」がかなり豊富なんです。
これが何に効くかというと…
- 血糖値の急上昇を抑える
- 腸内環境を整える
- 悪玉コレステロールを下げる
要するに、「内臓脂肪を減らしたい」「お腹をスッキリさせたい」男性には、もち麦がぴったりというわけ。
炊き方や使い方の違いは?
どちらも基本的には「白米に混ぜて炊くだけ」でOK。
ただ、ポイントは吸水性の違いです。
- もち麦:水をよく吸うので、白米+もち麦の場合、水は1.5倍くらいが目安。
- 押し麦:吸水が少ないので、白米とほぼ同じ水加減でOK。
【例】もち麦入りごはん(2合分)
- 白米:2合
- もち麦:50g〜100g
- 水:通常の目盛+100ml〜150ml
ちなみにもち麦はスープやサラダに入れても◎。
ぷちぷち感がアクセントになります!
結局どっちを買えばいいの?男性向けにズバッとおすすめ!
ここまでの話をまとめると、こんな風に選ぶのがわかりやすいです。
目的 | おすすめ |
---|---|
健康的に痩せたい、腸活したい | もち麦 |
ごはんに混ぜるだけでOKがいい | 押し麦 |
食感が楽しい方が好き | もち麦 |
雑穀っぽさがない方がいい | 押し麦 |
◆ スーパーで買うときの見分け方
スーパーではパッケージにしっかり「もち麦」「押し麦」と書いてあるので安心。
迷ったら、**パッケージ裏の「β-グルカン含有量」や「食物繊維の量」**を見るのもアリ!
最近は「はくばく」や「ダイシンフーズ」など、信頼できるメーカーのものが多く並んでいますよ。
まとめ
- もち麦は、ぷちぷち食感&高い健康効果!腸活やダイエットにも◎
- 押し麦は、クセがなくて食べやすい!白米に近い食感
迷ったら、とりあえず**「もち麦」から始めてみるのが正解**。
ちょっと水加減だけ注意すれば、簡単に美味しい健康ごはんが完成します。
忙しいビジネスマンでも、手軽に健康を意識できるのが「雑穀ごはん」のいいところ。
コンビニ弁当を毎日食べているそこのあなた、今日からもち麦で“中から変わる”生活、始めてみませんか?