暑い夏に大活躍してくれたネッククーラー。猛暑の外出や通勤、アウトドア、スポーツ観戦などで「もうこれなしでは夏を乗り越えられない!」という方も多いのではないでしょうか。ですが夏が終わり、気温が下がってくると出番が少なくなりますよね。そのまま放置してしまうと、来年の夏に取り出したときに「動かない」「臭いが気になる」「バッテリーが膨張していた」などのトラブルが起きてしまうことも…。
そこで今回は、ネッククーラーを長持ちさせるための正しいしまい方を詳しくご紹介します。
1. 使用後は必ず清掃してから保管する
ネッククーラーは首元に直接触れるため、汗や皮脂、日焼け止めなどが付着しやすいアイテムです。しまう前にきちんとお手入れをしておくことが、故障や劣化を防ぐ第一歩です。
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表面を拭く
柔らかい布や中性洗剤を薄めた水で固く絞った布を使い、汗や汚れを拭き取ります。防水性能がない場合、水洗いは避けましょう。 -
隙間のほこりを取る
接続部分やファンの周りには、思った以上にホコリが溜まっています。エアダスターや綿棒を使って優しく掃除しましょう。 -
完全に乾かす
汗や湿気が残ったまま収納すると、カビやサビの原因になります。風通しの良い場所で半日ほど乾かしてから次のステップへ進むのがおすすめです。
2. バッテリーの管理に注意
多くのネッククーラーはUSB充電式や専用バッテリーを使用しています。バッテリーはしまい方次第で寿命が大きく変わるので要注意です。
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満充電やゼロの状態は避ける
長期間保管する際には、50〜70%程度の充電状態でしまうのがベスト。満充電や放電しきった状態だと劣化が早まります。 -
数か月に一度は充電チェック
冬の間ずっと放置するのではなく、2〜3か月に一度は充電を確認して少し電気を足してあげましょう。 -
バッテリーを外せるタイプは外して保管
取り外しが可能なモデルは、本体とバッテリーを別々にしまうことで、熱や湿気の影響を受けにくくなります。
3. 保管場所の選び方
ネッククーラーをしまう場所選びもとても大切です。
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直射日光の当たらない場所
高温や紫外線はプラスチックやゴムを劣化させます。押し入れやクローゼットの中がおすすめです。 -
湿気を避ける
湿度が高い場所では内部に結露やカビが発生することも。除湿剤や乾燥剤と一緒にしまうと安心です。 -
ホコリを防ぐ
ビニール袋や専用の収納ケースに入れておくと、ホコリや虫から守れます。
4. 来年すぐに使えるようにしておく工夫
せっかく丁寧にしまっても、次の夏に「付属品がどこにいったか分からない…」なんてことにならないように、まとめて保管しておきましょう。
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充電ケーブルや説明書を一緒に
箱やジッパー付き袋にまとめて収納しておくと、来年すぐに使えます。 -
シーズン用品ボックスを作る
扇風機や冷感タオルなど「夏専用アイテム」と一緒にしまうと管理が楽になります。
5. まとめ
ネッククーラーは夏の必需品ですが、正しくしまわないと寿命を縮めてしまいます。
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使用後は清掃して乾かす
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バッテリーは適切な残量で保管
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湿気や直射日光を避ける
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付属品をまとめて収納
この4つを意識するだけで、来年の夏も快適に使えるはずです。
「片付けはちょっと面倒…」と思うかもしれませんが、数分の手間で来年の使い心地が変わります。夏を乗り越えた頼もしい相棒に感謝を込めて、ぜひ正しくしまってあげてくださいね。

